フィンガーレイクス地域はニューヨーク州でも有数のリンゴ栽培地域です。美しい秋のフィンガーレイクスは収穫のお祭りが沢山あります。
サイダー (Apple Cider) とは
アメリカでアップルサイダーというと、一般的に日本語でいうリンゴジュースのような飲み物になりますが、無濾過で加糖していないものになります。
これを発酵させたものがアップルサイダー(主にサイダーと呼ばれる。日本語で浸透し始めているシードルはフランスの呼び名で、ノルマンディー地方の伝統的なお酒)で、アルコール飲料になります。

ややこしいけど、どっちもアップルサイダーなのね
アルコール度数はビールと同じくらいで、ワインより低め。甘いものからドライまで、品種や発酵の度合い、組み合わせる他の素材などにより様々な味になります。
さらに発酵を進めると、アップルサイダービネガーになります。リンゴの皮にはブドウのように多くの酵母がついているから、特に酵母を加えなくても自然に発酵していくことができます。(勿論加える場合もあります)。

イライザはリンゴの自然酵母でパンを焼いたことがあるよ。うまくいった時はフルーティで凄く美味しくできたけど、なかなかタイミングが上手くわからなくて、最近はやってません・・・。サワードウ系が好きな人に特におすすめです。また挑戦したいな。
ニューヨークのリンゴ栽培とサイダリーが多い地域
アメリカのリンゴ栽培は生産量でワシントン州次いでニューヨーク州が第2位の生産を誇ります。
ニューヨークの中でも、フィンガーレイクス地域、ハドソンバレー地域、オンタリオ湖周辺は特にリンゴ栽培が盛んです。これらやキャッツキル地域には特に多くのサイダリーが集まっています。
ニューヨークのアップルフェスティバルとサイダーウィーク
リンゴが有名なニューヨーク、多くの地域でアップルフェスティバルが開催されます。
イサカのアップルフェスティバル (Apple Harvest Festival)
2023年は9/29 – 10/1にダウンタウンコモンズ(歩行者天国エリア)で開催されます。
イサカのアップルフェスではリンゴの販売はもちろん、アップルサイダードーナッツ(いつも長蛇の列!ファーマアーズマーケットでも同じお店が出店しています)、サイダーの試飲・販売が行われます。さらに、ローカルベンダーによるクラフトやフードの販売、ミュージックなどがあります。

毎年凄く混みます
コモンズから少し離れたストリートパーキングを探すのが吉です
また、毎年州を挙げて (!) 行われるサイダーウィーク、2023年は10/6からです。
この期間にはリンゴ農家/サイダリーなどで特に多くのイベントが開催されます。
ニューヨークシティNYCサイダーフェスティバル
NYC (Brooklyn) では10/7にNYC サイダーフェスがインダストリアルシティで開催され、主にハドソンバレーエリアのサイダリーや州外の様々なサイダリーが出店するようです。

他にも”Cider Festival NY”とか”apple festival NY”とかで検索すると色々と出てきます。お出かけに最高の季節だから是非色々なところに足を延ばしたい!
フィンガーレイクスのリンゴとサイダリーの特徴

フィンガーレイクスでのリンゴ栽培の特徴
気候
フィンガーレイクス地域は冷涼な気候 (夏は温暖で冬は寒い) と豊富な降水量が特徴です。これはリンゴ栽培に適しており、リンゴの品質を高めるための条件を提供しています。
品種
フィンガーレイクス地域では、さまざまなリンゴ品種が栽培されています。これにはハニークリスプ、ガラ、エンパイアなどが含まれます。これらの品種は生食用やサイダー製造用に利用されています。

日本で人気のFujiも沢山栽培されているよ。あとはMutsuも見ます。
でも、日本の蜜入りフジのような感動的な美味しさというより、素朴で自然なリンゴって感じなのが多い気がします。ハニークリスプやシュガービーは生でシャキシャキしてとても甘くておいしい!

https://www.wegmans.com/fowler-farms/
持続可能な農業
フィンガーレイクス地域の多くの農園は有機栽培や環境に配慮した栽培方法を採用しています。
フィンガーレイクスのおすすめリンゴ農園・サイダリー
オーチャード (リンゴ農園)
Indian Creek Farm — Ithaca/Cayuga Lake
イサカダウンタウンから遠くない、U-Pickができる大きな農園です。リンゴの種類が
リンゴの季節には揚げたてのアップルサイダードーナッツが買えて、とても美味しい・・・!
Beak and Skiff — LaFayette
イサカから約一時間、シラキュース方面の街ラファイエットにある大きなリンゴ農園です。道向かいには下でも紹介している1911サイダリーがあります。
サイダリー

日本でも少しずつ人気が出てるみたいだけど、ニューヨークのお土産としてもお勧めです。多くはボトルですが、缶のものもあります。デザインが可愛い!
South Hill Cidery — Ithaca/Cayuga Lake
South Hillは割とドライなものが多い気がします。最近フードの提供が始まりました。
Buttermilk Falls State Parkからとても近くて、トレイルの後にゆっくりするのも◎
Finger Lakes Cider House — Interlaken/Cayuga Lake
Finger Lakes Cider Houseは味のrangeがかなり広い気がします。
キューガ湖 (Cayuga Lake) を望める素敵なスポット。近くにはイライザ一押しのアイスクリーム、Cayuga Creamery の本店があります (イサカダウンタウンにもお店があります)。フードも新鮮で美味しい。宿泊もできます。
1911 — LaFayette
1911はシラキュース近くの大きな農園/サイダリーで、流通もかなりしています。
フルーティで甘め(よりジュース感覚)のものが多く、お酒感の少ない感じが好みの人にお勧め。

さらにアルコール分が高く、ちびちび飲みたいポムローも多くのサイダリーが作っているよ。
お酒好きな人へのプレゼントにも最適ですし、お菓子作りやアイスにちょろっとかけたり炭酸で割ったりするのも美味しいよ。
ほかにも色々なサイダリーやオーチャードがあります!
ワイナリーやブルワリーだけでなく、特に秋にはサイダリー巡りも楽しいですよ。

フィンガーレイクスローカルのリンゴを買う
もちろん、普段からローカルのリンゴを買うことが可能です。ファーマーズマーケットは観光でも大人気なので、そこで買うのも◎

水曜日の夕方のマーケットは規模は小さいですが地元の人しかいない感じでゆっくり買い物ができます。
- Ithaca Farmers Market — 土日: メインロケーション / 火: ダウンタウン / 水: イーストヒル
- Green Star COOP — リンゴだけでなく色々なローカルなものを買えます。
- P&C — コーネル大学で育てられたリンゴを売っています。 サイダーの扱いも多いです。
まとめ
- フィンガーレイクスにはワイナリーだけじゃなく、サイダリーも沢山あります
- 秋、特に紅葉の季節 (例年10月中旬ごろがピーク) は美しい自然と収穫のフェスティビティを満喫できます
- フェスティバルに行けば、一か所で沢山のサイダリーやオーチャードを楽しめるだけでなく、地元のフードやクラフトを見ることができます
- ローカルのリンゴやサイダーはスーパーやファーマーズマーケットでも購入可能です