South Hill Cider | イサカの人気サイダリー - CONFLUENCE

South Hill Ciderはイサカ市内にあるサイダリーで、ペトナをはじめ、豊富な種類のサイダーを美しい丘の上のスポットで楽しむことができます。

South Hill Ciderの特徴と魅力

South Hill Ciderは2003年からイサカでサイダーを作り続けているサイダリーです。

独自のオーチャード (リンゴ園) に加え、エリアで手放されてしまったリンゴ園や自生している野生のリンゴ (wild pippinsと称される) からもサイダーをつくりだしています。

音楽とワイン造りにルーツ

オーナーでありサイダーメイカーであるSteveさんは、ミュージシャンでもあるそうです。

“As a musician firmly grounded in traditional American Old-time music, Steve can’t help but point out the many parallels to cider: in the eighteenth and nineteenth centuries, both cider and Old-time music were staples of American culture, only to be sidelined by more mechanized and industrial rivals. (South Hill Cider Website – Our Storyより)”

だから音楽に関する名前のついたサイダーが多かったんですね！

個性豊かで広いスペクトラムのサイダー

South Hill Ciderでは多くのリンゴを用いて常に豊富な種類のサイダーをつくりだしています。

お店に入ると、目移りしてしまうほどたくさんの種類のボトルに驚きます。

South Hill Ciderで用いられるリンゴの品種 — Dabinett, Golden Russet, Redfield, Tremletts Bitter, Baldwin, Bramleys Seedling, Zabergau Reinette, Kingston Black, Major, Michelin, Medaille d’Or, Northern Spy, Chisel Jersey, Harry Masters Jersey, Sam Young, Brown Snout, Esopus Spitzenburg, Calville Blanc, Cox’s Orange Pippin, Sheepnoseなど

太字はニューヨーク州が原産のバラエティだよ

この2つはイライザも知ってたけど、ほとんど聞き覚えの無い品種ばかり！

イサカ市内の美しいロケーション

イサカの南部、サウスヒルと呼ばれるエリアにあるサイダリー。小高い丘からはウエストヒルと望むことができ、緑の豊かさと空の広さにリラックスせずにはいられません。ペットや子供連れも多いです。

シーティングエリアの向こうではお花のU-Pickをやっていて、ブーケを作ることができます。

South Hill Ciderのメニュー

サイダーメニューとおすすめ

フライト – 4種類

Classic $16 — Farmhouse, Baldwin, Old Time, & Rosé
Premium $26 — Goldwin, Geneva Jersey, Old Time, & Keeved
Pommeau $29 — Classic, Harry Masters Jersey, Golden Russet, & Chisel Jersey

初めての場合はクラシックがお勧め！でも、二人以上なら違うフライトを頼んで比べあうのも楽しい！ポモーはアルコールが強め（リキュール）です。

Premium flight South Hill Cider — Premium Flightです

PDFのメニューはこちら (South Hill Cider website)

すべてのボトルが開いているわけではないのだけど、開いているボトルがある場合は決めかねているときにちょっと試飲させてくれます！また、今週のサイダーとしてローテーションでメニューに載っているもののほかに一種類だいたいグラスチョイスがあります。

迷ったらこれ、定番のPATINA

PATINAはドライネス、甘み、クリスプさがバランスのいい、定番です。 (取り扱いのあるお店でもよく見かけます)。イングランド原産のリンゴと、アメリカで生まれたリンゴを使っています。

Tasting notes: honey, grapefruit rind, early summer

South Hill Ciderのウェブサイトにとても分かりやすい画像があったので、メソッド別に見たい方は下に画像をお借りして貼っているのでそちらも参考にしてください。

伝統なトレンド?! Petillant Naturel (Pet-Nat) ならKEEVEDかString Theory

最近アメリカのワイナリーで大人気なのがPetillant Naturel (ペティヨンナチュレル、フランス語で自然のシュワシュワとしたバブル、アメリカではPet-Natペトナと短く言われています)。フランスの伝統的な発酵方法です。サウスヒルサイダリーでももちろん楽しむことができます。

South Hill CiderではKEEVEDとString Theoryの二種類があります。KEEVEDはフライトで、String Theoryは試飲をさせてもらいました。

KEEVEDはフルーティーかつクリスプでセミスウィート。

Tasting Notes: caramel, overripe papaya, very ripe apples, hummus, dried mangoes and tangerine.

String Theoryはリッチでやや甘めに感じました。

Tasting Notes: Tangerine, Peach, Clove, Honey

今回はイライザはKEEVEDをお買い上げ～

野生のリンゴを楽しむなら PACKBASKET

PACKBASKETは100%イサカを中心とするフィンガーレイクスに自生する野生のリンゴを使ったサイダー。車では入れないようなところに入っていって手摘みをするため、背負いバスケットが必要で、そこから名前が付けられているそうです。

Tasting notes: Light amber color. Full, lively bubble. Aromas of scotch, hay, bergamot, cucumber. Subtle spice, earthy smoked apple. Clean mineral finish.